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焼酎の甲種と乙種の違い

焼酎を大きく分類すると甲類と乙類の2種類に分類することができます。これは酒税法という法律によってなされている分類です。
甲類焼酎と乙類焼酎には製法の違いがあり、そのため味にも大きな違いが出ます。
焼酎には甲類焼酎・乙種焼酎の二種類ある。この二つの違いは主に蒸留方法によって分けられる。
「本格焼酎」とは、乙種焼酎の呼び名であり、「乙種」というマイナスイメージを払拭するため、乙種焼酎製造会社の生産者たちが考案したものです。

甲種焼酎

焼酎甲類は、かつては「新式焼酎」と呼ばれていました。文字通り、伝統的な焼酎に対して「新しい」焼酎という意味です。乙類との一番大きな違いは連続式蒸留機で蒸留を行なっていることです。
原料を糖化し発酵して生まれる醪(もろみ)は数本の蒸留塔に連続的に供給され、蒸発、分縮、還流という複数の作用により高純度のアルコールが取りだされます。これは単式蒸留機で何度も蒸留を繰り返すことと同じ原理です。
こうして抽出された焼酎甲類は無色透明でピュアなクセのない味わいが特徴です。

◎人気の「チューハイ」のほとんどが甲類をベースに造られています。

乙種焼酎

焼酎乙類は、かつては「旧式焼酎」と呼ばれていました。蒸留は単式蒸留機で行われ、アルコール度数は45%以下のものです。蒸留の仕組みが非常にシンプルなので、焼酎乙類はアルコール以外の香味成分も抽出され、それが原料独特の風味や味わいになります。

原料の風味が生かされるので原料は非常にバラエティに富んでおり、米、麦をはじめさつまいも、そば、黒糖などが使われています。本格焼酎とも呼ばれており、特にロックやお湯割りでは焼酎本来の味わいを楽しめます。